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1年の締めくくりは夏のキャンプだ!

22団のカブ隊は8月11日から13日まで2泊3日で静岡市梅ヶ島キャンプ場に、夏のキャンプで出掛けてきました。今年は初の試みで、マイクロバスで移動します。道中歌を歌ってくれたスカウト、みんな楽しくおしゃべりして瑞光寺から約1時間の道のりでキャンプ場に到着しました。

【1日目】
初日は、開会式に始まりキャンプ場をよく理解しておくためにオリエンテーションを行いました。夜には肝試しを兼ねた夜間ワイドゲームも実施しますが、全く分からないところと言うのも困るので、そのためとは言わずに場内をくまなく歩いて回ります。

その頃舞台裏で翌日のハイキングコースにゲームの仕込みをしてくれたのはデンリーダーさんと保護者の福山さん。また、別の保護者グループは食堂タープやくまスカウトとデンコーチさん用のテントの設営に汗を流して頂きました。こうした保護者の方々の協力があって今回のキャンプは成り立っています。

キャンプ場ではオリエンテーションが終わったスカウトが、早速ゲームで楽しみます。例によってスカウトお気に入りのだるまさんゲームに始まり、背中にひらがなを書いて伝えていく伝言ゲーム、魚鳥木で大いに楽しみ初日のゲームで盛り上がりました。

日差しもゆるくなってきた頃、夕食の炊事です。今夜のメニューはカレーライス。肉は牛肉か豚肉から選択しますがこの前に行ったゲームの結果で、勝った2組さんが牛肉をゲット出来ました!2組さん、おめでとう!飯盒と薪の火でご飯を炊きつつ、カレーも薪の火で作ります。焚き付けはさすがに保護者のサポートが必要ですが、食材の準備、火加減の調整など、出来るだけスカウトで出来ることはスカウトに任せる方針で炊事を行いました。出来上がったカレーライス、牛肉カレーも豚肉カレーもどっちも最高においしかったね!

夜も更けてきた頃、いよいよ夜間ワイドゲームです。最初は狩人と猟犬、聴覚のみに頼って体調が打ち落とした獲物の鳥(に見立てたお菓子の詰め合わせ袋)を「いけ!」の合図で取りに行きます。それから山賊の宝を奪え!これは、山賊が盗んだ宝を山賊が寝ている隙に奪い返そうというもの、それから最後は遭難者を捜せ。これは準備が大変でしたが、スカウトは2〜3人1組になって足下に光るしるしだけを頼りに遭難者の声を数えて隊長に報告します。肝試しにもなったようでスカウト達は涼しい思いを出来たようです。遭難者役をやって頂いたのはもちろん保護者の皆様。冨田さん、唐木田さん、福山さん、小森さん、岡庭さん、暗闇でのご活躍ありがとうございました!

最後は星空を見上げ、天の川を観測、流れ星が見えたスカウトもいたね。スカウトヤーンのお話しで締めくくって初日は終了しました。

【2日目】
国旗掲揚、ラジオ体操、スカウツオウンサービスで2日目がスタート!この日はハイキングに出掛けるので、朝食の準備に時間を掛けられません。ですので、パンに思い思いの具を挟んだホットドッグをアルミホイルで包み、持参した牛乳パックにいれて、それ自体に着火、燃えた後にはほかほかのホットドッグの出来上がり、という朝食にゆで卵、牛乳でパワーを付けました。

ハイキングは車で10分ほど移動したところから安倍の大滝に向けてハイキングします。縦揺れだけではなく横揺れもするぐらぐらの吊り橋が懸念材料でしたが、スカウトのみんなはそんな不安をよそに楽しげに渡りきってしまいました。そしてハイキング道中では、前日に仕込みをしたキムスゲーム、さだめゲーム、特効薬探し、くもの巣を抜けろ、片手ロープ結び、最後はおまけで夜のキャンプファイアの時に披露するスタンツのテーマを選択して最後は滝に全員到着しました。仕込みは一部一般ハイカーに荒らされていたものがあったので、仕掛け方については今後の改善事項として反省した指導者でした。

帰りも同じ経路でマイクロバスを降りた場所まで戻ります。そこは河原でなんとここでも保護者の皆様にタープの設営、昼食の準備をして頂き、戻ったスカウトはすぐに焼きそばとじゃがバターというご馳走にありつけました。指導者はスカウトの活動で最大限の楽しみと学びが発揮出来るように集中出来るので、こうした保護者の方々の協力は、スカウト活動の目標達成には必要不可欠ですが、やはり非常にひじょ〜に有り難いです。

ハイキングで疲れた指導者を横目に、元気いっぱいのスカウト達はめいめいが思い思いに川で水遊びを堪能します。デンコーチさんにそそのかされて副長は服のままびしょ濡れで遊んでしまいました。涼しくてよかったですよ。

空模様も怪しくなってきたし、スカウトも十分に遊んだので温泉に移動。当初予定していた温泉施設がなんと定休日!いやはや、そこまで調べていなかったので、もう1つ下見しておいた梅ヶ島温泉街の入浴施設にお邪魔しました。源泉掛け流しなので、しっかりと梅ヶ島温泉を楽しめましたよ。入浴後は、特別にアイスクリームを買って、全員でほてった体をクールダウン。

休む間もなく、キャンプ場に戻って早速夕食の準備です。今夜はご飯、味噌汁に、なんとビフテキ!(またはトンテキ(笑))今日のゲームも勝利したのは2組さん、スカウトが思いあまってトンテキを選択したところ2組の保護者の方が「絶対ビフテキ!」と、スカウトに迫ったためびびって(?)ビフテキに変更してましたね(笑)。さすがに2日目になるとみんな火の扱いに慣れてきたようで、「煙はまうよ〜♪」と歌いながら炊事にいそしんでいましたね。

暗くなってきたところで、いよいよ最後の主な活動であるキャンプファイアです。グループで楽しめるゲーム、スカウトのスタンツ、BVS隊長名物の「空飛ぶ円盤」、そして隊長名物の「はえ取り紙」、そしてヤーンで締めくくり「一日の終わり」を歌いながら解散しました。「空飛ぶ円盤」「はえ取り紙」では一般のキャンパーが何事かと遠巻きに見ていましたね。ぱっと見、宗教団体が変な踊りを踊っているようにしか見えなかったかも・・・。

【3日目】
この日も朝からラジオ体操で始まりです。この日は片付けて帰るだけ。朝食は磯辺餅、バナナという作るのがシンプルなものでした。スカウトがバンガローで身支度をしている間、これまた保護者の方々によるタープやテントの撤収をして頂きました。スカウト達は部屋の清掃、身支度のチェックを受けた後、閉会式前に全員でゴミ拾い、これもゲームにしているのでみんな必死でゴミ拾いにいそしみます。閉会式前少し時間があったので、それまで切り損ねていたスイカを隊長がうまく切り分け、みんなでスイカを楽しみました。そして最後は閉会式。参加章は副長お手製のブレスレットを隊長から直接手渡し。隊長はこのキャンプを最後に一旦カブ隊隊長から卒業されます。一人一人に渡すブレスレット、固い握手、隊長の目にうっすら・・・赤みをみつけたのは寝不足のせい?

最後の最後はキャンプ場に感謝のエールをしてバスに乗り込みました。キャンプ場の方からは「ここまできれいにしてくれるお客さんはいないので、毎日でも来て欲しい」という嬉しいコメントを頂きました。指導者としては嬉しい限り。

今回のキャンプでは、これまでの活動以上に保護者の方々に裏方でのご協力を頂きました。この協力なしでは今回のキャンプの成功は無かったことでしょう。これからも引き続きスカウト活動へのご理解とご協力を宜しくお願い致します。(ちなみに、ボーイ隊に上進してしまうと、活動当日同じ場所でのお手伝い機会は皆無のようです。カブスカウトが活動状態を目の当たりに出来る最後のチャンスかと思いますので、ご都合の合う限り活動にご一緒して頂ければと思います。)

改めて、保護者の皆様には事前準備から当日の裏方サポートでは色々とご尽力頂きありがとうございました。

このホームページ上のスカウト運動に関する事項は、ボーイスカウト日本連盟ホームページ掲載「ボーイスカウト関係のホームページ開設」に沿って、川村悦子(ボーイスカウト静岡第22団ベンチャー隊隊長)info@shizuoka22.org の責任のもとに掲載しています。(メアドは@マークを小文字@に変更してご利用ください)

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