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スカウト活動とは

スカウト活動とは

ボーイスカウトと聞くとイメージするのはキャンプやハイキング、そして街頭募金などとよく言われます。ボーイスカウト活動は、野外で、子どもたちの自発性や好奇心を大切に、グループでの活動を通じて、それぞれの自主性、協調性、社会性、たくましさやリーダーシップなどを育んでいきます。そのプログラムはバラエティに富んでいて、各年代においても様々です。

このページでは充実した内容を載せる様心がけていますが、さらに詳しい情報はボーイスカウト日本連盟の案内資料がお役にたつと思います。

ボーイスカウトの具体的な活動内容

ここではカブスカウト(小学3年生から5年生)の活動を中心に具体的な活動についてご紹介します。

どんな活動をしているか

  • ハイキング
  • クッキング
  • 各種工作
  • 川遊び
  • 伝統的な日本の遊び
  • クリスマス会
  • キャンプ
  • 社会奉仕活動

どんなスキル獲得が期待できるか

  • 炊飯(屋内外)
  • ロープ結び
  • ナイフの使い方
  • けがをした時の応急処置・救急救命
  • 手旗信号
  • テント設営
  • そのほか、語学、カメラなど、各自興味を持った項目のスキルを学べる様指導します。

活動の頻度

  • スカウトの活動は通常は月に2~3回程度、主に日曜日の午前中に行っています。
  • それ以外には夏にキャンプを行う事が大きなイベントです(カブスカウト以上)
  • イベントによっては夕方から集まる行事もあります。

ボーイスカウトにかかる費用

年間登録料・活動費は月当り2000円程度です。ボーイスカウト活動は、営利目的ではありませんから、なるべく家庭の負担のないよう必要最低限に抑えており、他の活動や習い事などと比べて頂ければ、少ない費用のご負担で済むことがおわかりいただけると思います。

その他の費用としては、各隊に所属するときに制服代がかかること、キャンプの場合などでは実費がかかることもあります。
制服代は目安として、ビーバースカウトは3500円程度、カブスカウトが9500円程度、ボーイスカウト以上が12500円程度からとなっています。

費用について詳しくはお問い合わせください。

ボーイスカウト活動の特徴

班での活動

班単位での活動

班は、少人数の少年たちにより編成されます。ボーイスカウトの班は、6-7人の縦割り(異年齢のメンバー)のグループで、うち一人がリーダーとなるほか、一人ひとりが、班の運営のために明確な役割を分担する事になっています。
班は、少年たちの自治のグループであり、指導力と責任感を養成する場所です。

習得に達成感のある仕組み

達成感のある仕組み

ボーイスカウトのプログラムは、少年・少女たちの成長にあわせ、個人を伸ばしながら、社会人として必要な資質をひとつずつ身につけさせるように考えられています。 課題の中には必ず身に着けるべき共通の物(修得課目)のほか、各人の得意な技能や趣味を伸ばすもの(選択課目)があり、色々な活動を通じて課目の修得に努力していきます。
達成した暁には、そのスキルはバッジなど見える形で認められ、さらなる達成を目指して努力しやすいような仕組みになっています。

野外活動

野外活動

ボーイスカウト教育での野外活動は、単なる戸外ではなくもっと広い、もっと大きな自然から学ぶことを意図しています。大自然の中に身をおき、身体を鍛え、技能を磨き、知識と強い意志を身につけますが、
中でも大自然の神秘に触れることで、人のおよばぬ強大な力を感じる事が出来ます。
このような日常のスカウト活動を通じて育っていく大きな力への敬意は、年齢を重ねていくに従いより明確な形となり、責任ある社会人になっていくのです。

年齢別の各隊について

ボーイスカウトの活動は、各年齢層に応じ5 つの部門により構成されています。

隊の種類 対象
ビーバー隊 幼稚園年長から小学2年生まで
カブ隊 小学3年生から小学5年生まで
ボーイ隊 小学6年生から中学3年生まで
ベンチャー隊 高校1年生から高校卒業まで
ローバー隊  ~25歳

ビーバースカウトの活動

ビーバースカウトは、ボーイスカウトで最年少の小学1年生から2年生を対象としています。(就学直前の1月から仮入隊できます)。「みんなと仲良く遊ぶ」「自然に親しむ」「楽しみや喜びを分かちあう」などをねらいに置き、様々なことにチャレンジします。

【活動内容の例】

  • 募金活動(緑の羽根など)
  • 餅つき・芋ほり
  • 工作
  • クッキング(お菓子作り・恵方巻き)
  • 歴史探訪
  • 牛乳パックでいかだ遊び
  • ハイキング
  • 昭和の遊び
東海道を歩こう
芋ほり
ハイキング
座禅

カブスカウトの活動

カブスカウトは、小学3年生から5年生を対象としています。目標は「自分で考え自分のことは自分でする」「みんなでルールを作って仲良く遊ぶ」「自然や社会とふれあうこと」などを通じ、自立心や創造力を養います。

【活動内容の例】

  • ハイキング
  • 屋外ゲーム
  • 屋外調理対決
  • 介護施設慰問 釣り
  • ナイトハイク
  • 天体観測
  • キャンプ(2泊3日舎営)
  • 川遊び
  • 各種工作
  • 火起しゲーム
  • ロープワーク
  • 初日の出拝観
流木で工作
日本平でハイキング

ボーイスカウトの活動

ボーイスカウトは、小学6年生から中学3年生を対象としています。キャンプやハイキングなどの野外活動の中で、「リーダーシップ」「協調性」「社会性」などを育みます。また、奉仕活動を積極的に行い、「人のために役に立つことの大切さ」も学びます。

【活動内容の例】

  • ハイキング
  • サイクリング
  • オリエンテーリング
  • パイオニアリング
  • 工作
  • キャンプ(テント)
  • 通信
  • 計測
  • 野外観察
  • 奉仕
  • サバイバル
  • 炊事
ハイキング
キャンプ
オリエンテーリング
オリエンテーリング

ベンチャー・ローバースカウトの活動

高校生年代になるとベンチャースカウトに、18歳から25歳まではローバースカウトになります。ボーイスカウトの中では、一貫性のある教育の最終段階となり、より自主性に基づいた活動を行います。そうした活動は、アドベンチャーに富んだ内容や地域社会への奉仕など様々な分野におよびます。

【活動内容の例】

  • ヨット章チャレンジ
  • 初島、アクティブな遊びの研究
  • クリスマスキャンプ
  • 無人島生活
  • シーカヤック
  • 雪中キャンプ
  • 南アルプス登山
  • 屋久島縦断
  • 伊豆サイクリング

ボーイスカウトは国際的な活動

世界への拡がり

第23回日本での世界ジャンボリーの様子

第23回世界ジャンボリー

ボーイスカウトは、とても国際性が豊かな青少年団体の1つです。例えば世界中のスカウトたちが集うスカウトジャンボリーという大会があります。
2015年には第23回世界スカウトジャンボリーを山口市阿知須・きらら浜で開催。世界155の国と地域から約3万4,000人が参加しました。また、この大会の前後には全都道府県で7,000人以上をホームステイで受け入れました。この他、さまざまな国への派遣プログラムの実施や、国内最大級のキャンプ大会である日本スカウトジャンボリーにおいても海外からの参加隊を多数受け入れ、同じ志をもったスカウトたちがともにキャンプ生活を行う、生きた国際交流を体験できる機会が数多くあります。

静岡第22団の取り組み

静岡第22団では団としても積極的に国際的な交流に力を入れています。2018年にも静岡地区がカブスカウトを海外派遣するプログラムに積極的に参加し、22団から2名をシンガポールに派遣しました。また、シンガポールからのスカウトの受け入れ交流も行っており

シンガポール派遣体験者の声

シンガポールでは、オランウータンと一緒に朝食を食べたり、ドラゴンボートなど日本では中々出来ない事を体験しました。宿泊したロッジにネズミが出たりもしましたが、シンガポールから帰りたくないと思うほど楽しかったです。
シンガポールスカウトとの交流も、最初は緊張したけれど、コミュニケーションを取るうちに自然と仲良くなり、最後は「友達」と思えるくらい仲良くなれました。次に会うのが楽しみです。
また、今回初めて班長を務めました。最初は不安でしたが、帰国した時には班がまとまっていました。派遣を通して、班長の大変さも知ることができました。この経験を今後の活動に活かしていきたいです。
ボーイスカウト静岡22団ボーイ隊 海野恭丞

シンガポール派遣の様子 (2018年)

スカウト活動の紹介

ボーイスカウト運動の始まり

ベーデン・パウウェル卿

ベーデン・パウウェル卿

ボーイスカウトは、健やかな子どもを育成する世界的な運動です。イギリスの退役将軍ロバート・ベーデン・パウエル卿は、さまざまな野外教育を通じて、少年たちが男らしさを身につけ、将来社会に役立つ人間に成長することを願い、1907 年イギリスのブラウンシー島で20 人の子どもたちとともに実験キャンプを行いました。
ベーデン・パウウェルは、このキャンプの体験をもとに、翌年「スカウティング・フォア・ボーイズ」という本を著し、少年たちの旺盛な冒険心や好奇心をキャンプ生活や自然観察、グループでのゲームなどの中で発揮させ、「遊び」を通して少年たちに自立心や、協調性、リーダーシップを身につけさせようとしました。これがボーイスカウト運動の始まりです。

日本でのボーイスカウト運動と静岡

葵小学校にあるスカウト像

葵小学校のボーイスカウト像

日本には、1908 年(明治41 年)にこのボーイスカウト運動が伝わりました。当時全国各地には様々な少年団が数多くありましたが、全国的な統一組織結成への動きが起こり、1922 年(大正11 年)4 月13 日に、現在の静岡市立葵小学校の地おいて、「少年団日本連盟」が創立されました。これが日本におけるボーイスカウト運動の始まりです。
現在、葵小学校敷地内には「ボーイスカウト日本連盟誕生の地」としてボーイスカウト像が設置されています。これは日本連盟設立50周年を記念して、1972年に建立された物で、静岡とボーイスカウト活動の深いつながりがわかるものです。

このホームページ上のスカウト運動に関する事項は、ボーイスカウト日本連盟ホームページ掲載「ボーイスカウト関係のホームページ開設」に沿って、川村悦子(ボーイスカウト静岡第22団ベンチャー隊隊長)info@shizuoka22.org の責任のもとに掲載しています。(メアドは@マークを小文字@に変更してご利用ください)

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